大学生になると自立した生活を送る人が多くなります。
もちろんお金の管理も自分でするようになります。
しかし、その管理に失敗してしまうと、、、
借金することになってしまいます。
借金をしてしまうとなかなか借金地獄から抜けられなくなってしまいます。
特にまだ大学1回生の方には借金の落とし穴にはまってほしくないです。
この記事では大学生が借金をしてしまった理由を10個紹介します。
これを読んで自分は借金をしないようにしましょう!
大学生の借金理由10選
- 学費の支払い
大学の授業料や教育関連費が高額であるため、学費を賄うために借金をします。
学費は親が払ってくれる家庭もありますが、自分で払わないといけない家庭もあります。
次の表は令和3年度の国公立大学、公立大学、私立大学の授業料と入学料をまとめたものです。
表を見てわかることは、国公立大学、公立大学と私立大学では授業料が2倍近く違うことです。
私立大学に入るだけで学費の負担がかなり大きくなってしまいます。
入学料に関しては国公立大学と私立大学であまり変わらないのが意外ですね。
例えば私立大学に通っている場合、
授業料は930943円かかるので一か月あたり77578円払わなければなりません。
授業料だけでもかなりのお金がかかりますが他にもかかる費用はたくさんあるのでアルバイトで稼いだお金だけでは到底賄うことができません。
そのため借金するということですね。 - 生活費の補填
生活費には、食費や交通費などいろいろな費用が含まれます。
2023年に全国大学生活協同組合連合会が発表している一人暮らし大学生の生活費の平均は124730円です。
生活費だけでもかなりのお金がかかることが分かりますね。
生活費について詳しく知りたい方は一人暮らし大学生の生活費の平均と節約の9つのコツをご覧ください。
これだけの生活費を払う際、アルバイトで稼いだお金で足りない分を借金をするしかないというわけです。 - 教材や機器の購入
教科書、パソコン、実験器具などの教材や機器を購入する際に借金をすることがあります。
先ほどの全国大学生活協同組合連合会の教育娯楽費のデータを参考にします。
かかる費用は1か月あたりの平均をとると、12063円です。
平均をとっているのでもちろん毎月12063円使っているわけではありませんが、
一年に1447560円使っていることになります。
これも学生生活を送るうえで払わなければならない費用です。
そのため自分で払うことができなければ借金をすることになります。 - 経済的支援の不足
奨学金や親からの経済的支援が不足している場合は借金をすることがあります。
奨学金については後程触れます。
親からの経済的支援と言えば真っ先に思い浮かぶのが仕送りまたは小遣いですよね。
これまた全国大学生活協同組合連合会のデータを参照すると、一人暮らし大学生の仕送りの平均額は70120円とわかります。
一人暮らし大学生の仕送り事情についてもっと詳しく知りたい方は、一人暮らし大学生の平均仕送り額と喜ばれる仕送り6選をご覧ください。
また、自宅大学生の小遣いの平均は10350円となっています、
これらは人によって違うので過度に不足している場合は借金をする必要があるということです。 - アルバイト収入の不安定さ
アルバイトをしている大学生は収入が不安定であることが多いです。
大学のテストがあったり、体調を崩したり、などなど色んな事情で収入が一定ではありません。
例えば、「いつもは週3でバイト入っているけどテスト前だから週2に減らす」などです。
一日6時間勤務(時給1000円)の場合収入が6000円減ることになります。
我々大学生にとっては6000円はかなりの痛手ですよね。
これが積もりに積もって結果借金することにつながります。
しかし、実は大学生が稼げる手段はアルバイトだけではないんです。
自分に合った稼ぎ方を見つけることで今よりもっと稼げるようになるかもしれません。
気になる方はこれで決まり!大学生がお金を稼ぐ7つの方法を徹底解説!をご覧ください。 - 突発的な出費
病気やケガ、家族の緊急事態などで予期せぬ出費が発生した場合に借金をする場合があります。
前もって備えがなければ予測できない事態に陥り多大な費用が必要なとき、借金をしなければなりません。
しかし、備えがあれば借金をしなくて済みます。
その備えとは、、、貯金です!
普段から少しずつでも貯金をしていればもしもの時に対応することができます。
なので貯金をする習慣をつけましょう!
ちなみに、大学生の貯金事情について気になる方は大学1年生必見!!大学生の平均貯金額と貯金の3つのコツをご覧ください。 - 娯楽や趣味のため
一部の学生は旅行や趣味、友人との交際費などの娯楽目的で借金をすることがあります。
ここではギャンブルも該当しますね。
大学生がギャンブルにはまって借金地獄に陥るなんてよくある話ですね。
大学生がギャンブルをすることは違法なことでなければいいと思います。
しかし、自分の中でしっかりと節度をもってすることが大切です。
ここでの借金理由は抑えられる出費ではあるのでできるだけ抑えるようにしましょう。 - 金融リテラシーの欠如
大学生の中には借金のリスクや返済の計画を十分に理解していない人もいるため安易に借金をしてしまうことがあります。
大学生になるまでに学校でお金の勉強をすることってないですよね。
借金がダメとは知っていても借金をしてしまう方はいます。
大学生になるとアルバイトで稼いだお金などのようにお金に関わることが多くなります。
この機会にお金の勉強を始めてみましょう! - クレジットカードの利用
大学生になるとクレジットカードの利用が増えるため、カードの利用限度を超えてしまい、
借金として積みあがることがあります。
また、クレジットカードには一括払いにするか分割払いにするかの選択があります。
ここで分割払いを選ぶと、残高は借金となり利息を取られてしまいます。
クレジットカードを保有している人で全体の3分の2は分割払いで利息を払っています。
クレジットカードは一括払いでも分割払いでもクレジットカード会社に短期の借金をしていることになります。
もちろんクレジットカードは現金がなくても欲しいものをすぐ買えて便利である。
クレジットカードを使うのはいいが、いつも1回払いにしましょう。 - 奨学金の返済
奨学金自体も実は借金なんです。
卒業後に返済義務が生じてしまいます。
奨学金にもいろんな種類があります。
大学によっては独自の奨学金を用意しているところもあるのでホームページなどを確認してみましょう!
ここでは10種類を紹介します。
- 給付型奨学金
給付型という名前からもわかる通り返済不要の奨学金です。
学業成績や特定の条件を満たす学生に対して支給される奨学金です。
2023年では奨学金をもらっている学生は全体の23.9%です。
その中でも給付型奨学金をもらっている学生は全体の6.9%となっています。
返済不要なだけあって少ないですね。 - 貸与型給付金
こちらは卒業後一定期間内で返済が求められる奨学金です。
通常は無利子または低利子で提供されます。
貸与型は2023年では全体の17.1%となっています。
中には給付型と貸与型のどちらももらっている学生がいます。
その学生の割合は2.7%となっています - 特定目的の奨学金
特定の目的や分野に対して支給される奨学金のことをいいます。
次のような奨学金が対象になります。
成績優秀者奨学金
特定の専攻・分野向け奨学金
スポーツ奨学金
芸術・文化奨学金 - 経済的支援奨学金
経済的に困窮している学生を支援するための奨学金です。
家庭の収入や経済状況が考慮されます。 - 地域限定奨学金
特定の地域出身の学生や、その地域に通う学生に対して支給される奨学金のことをいいます。
自分の地域が含まれているかは確認してみましょう。 - 企業・財団奨学金
企業や財団が提供している奨学金です。
就職やインターンシップなどと連動している場合もあります。 - 国際奨学金
留学を希望する学生や、海外からの留学生に対して支給される奨学金です。
国際的な交流を促進する奨学金となっています。 - 緊急奨学金
家庭の経済状況の急変や災害など、緊急の支援が必要になった場合に支給される奨学金です。
緊急の場合なので普通はもらうことがありません。
- 給付型奨学金
まとめ
今回は大学生が借金をしてしまう理由を10個紹介しました。
大学生のうちから借金まみれになってしまうとこれからの人生がしんどくなってしまうので、
なるべく借金をしないように心掛けましょう!
もし仮に借金をしてしまってどれだけ借金があるか分からない方は弁護士法人イストワール法律事務所に相談しましょう!
全国対応で一人一人に元金融業者がしっかり時間をかけた無料相談を行ってくれます。
元金融業者のため安心して相談できますし債権者の手法を知り尽くしているので極限の交渉も可能です。
ぜひ多重債務に苦しんでいたり債務整理について考えている方は相談してみましょう!
このブログではこれからも大学生が知って得する情報を発信していきます。
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